
源氏物語は、紫式部によって書かれた世界最古の長編恋愛小説です。時代を超えて読み継がれてきた源氏物語全54帖の中から、主人公である光源氏を取り巻く9人の登場人物にスポットをあて、それぞれがもつストーリーや人物像をデザインした10作品を「源氏物語シリーズ」として、2022年3月18日(金)より毎月第3金曜日に順次発売してきました。
煌めくガラスと繊細なモチーフを豪華にあわせた珠玉の新作たちです。
主人公の「光源氏」、光る君の初恋の人「藤壺の宮」、よきライバルである「頭中将」、光源氏の最初の正妻「葵の上」、不思議な魅力を持つ「夕顔」、妖艶な情念の人「六条御息所」、光源氏が愛した夕顔の娘「玉鬘」、光源氏の人生を大きく変えた「朧月夜」、光源氏の癒し・心の安らぎである「花散里」、最終10人目となる登場人物は、光源氏の愛を頼りに生きる「紫の上」です。紫の上の純粋さと愛情深い人となりを表現しました。
源氏物語シリーズは、第十弾「紫の上」まで終えることができました。これもひとえに、皆様のおかげです。本当にありがとうございました。